というわけで感謝を込めてF92A特集第2弾、前回は集合写真でチラ見せだった1/64特集です。F92A実車やジャン・アレジについては前回の記事をご参照くださいね。
MINICHAMPSが以前MicroCHAMPSというブランド名で発売していた1/64です。リサイクルショップで本体とプラケースのみの状態で入手したため詳細不明ですが、造作から見て2000年代の製品でしょう。
特徴的なダブルデッキはちゃんと二重底してますし、サイドポンツーンは前面の吸気口も側面のエアアウトレットも開口していて非常に良い感じ。傑作のオニキス製1/43と同等の出来栄えです。ボディが上下分割のモナカ構造なの丸分かりですがサイドポンツーンに関しては実車もこんな分割なので問題ありません。
さてMicroCHAMPSはこれ以前にも1/64のF92Aを出していて、たしか1993年頃の製品だったと思うのですが前回の集合写真の2台はこいつらでした。
各部の経年劣化もさることながらやはり90年代前半な造りです。サイドポンツーンの開口部は全部デカールです。二重底も厚ぼったくミゾが浅いのでツライ再現度。しかし1/64ですし昔の製品なので許します。
さて前回のラストでMINICHAMPSの1/43を「手抜きが酷いので買ってません」と酷評したのですが、どのくらい手抜きだったかというと1/43なのにサイドポンツーンがこの旧1/64と同じ構造。つまり開口部がデカールだったのです。それもせめて少し凹ませるとか努力してればまだしもただ平面にデカール。さすがにそれは許せんかったので買っとらんとです。
昨年の今頃発売だったでしょうか、フェラーリF1コレクション第3弾の1台です。組み立てる必要があったのでわかったのですがダブルデッキは完璧に二重底でした。サイドポンツーンは前面吸気口は黒デカール(塗装?)、側面エアアウトレットは凹みになっています。
1/64のミニカーを接写すると必要以上にアラが目立ってしまうもので、この写真でもハイノーズが高すぎて412T1だかベネトンB191のように見えてしまうのですが現物を眺めている限りはちゃんと美しいF92Aしてます。
片羽コレクションですが昔のF1マシンも結構な台数になってきましたので近々特集的に披露していきたいと思います。こんなおもちゃだらけの変てこなブログですが今後ともよろしくお願いいたします。