少々ご無沙汰しております。只今2月末締め切りのフジヤングシナリオ大賞に向けて鋭意執筆中につきブログの更新が鈍くなりますがご容赦ください。
鋭意執筆中とは言いながら思うように筆が乗らぬ事はあるもので、実は片羽今もシナリオ本文の執筆が全力で焦げ付いてスケジュールが押してたりするのですがそんな時どうするか。片羽は気分転換に近所の模型店に出かけてお買い物をすることにしています。で、本日買ってきたのがこのジェダトイズ(Jada TOYS)製1/18「スカーフェイス 1963年型キャデラック シリーズ62」(SCARFACE 1963 Cadillac Series 62)です。
映画『スカーフェイス』(原題:Scarface)を知らない人は…少々いらっしゃると思いますので説明しておきますと1983年のアル・パチーノ主演のギャング映画で、キューバからアメリカ合衆国はフロリダ州マイアミに亡命してきた無一文の若者トニー・モンタナが麻薬組織に身を投じ、組織のボスを粛清して麻薬王に成り上がり栄華を極めるのですが、やがて司直の手が迫り苛立ちの中愛する者を次々と手にかけた上、最後は不和が生じた取引相手と大銃撃戦を演じて命を散らすというピカレスク・ロマンです。
劇中でカーアクションは全然無いのですが、麻薬組織に入って金回りの良くなったトニーが何台か高級車をとっかえひっかえして乗り回しており、このキャデラックは組織の中でそれなりの地位を得てボスの愛人を寝取った頃に乗っていたと記憶しています。この車に乗ってる時期にポルシェ928を購入するシーンもあったのですが個人的にはそっちも乗って欲しかった…
ちなみに同じマイアミを舞台にした刑事ドラマ『マイアミ・バイス』のリカルド・タブス刑事もこの車(62年式?)でした。もしトニー・モンタナ対マイアミ・バイスで対決したら同車種カーチェイスが…?


1/18スケールなのにステアリングは切れません。
ワイパーはボディに甘いモールドが付いてて銀で塗ってあるだけ。
…しかし、しかしこのミニカーの命は虎縞の内装の再現ですよ。
虎縞のクロスが綺麗に貼ってあるのが見えますでしょうか?





これも気合の入りまくった1/18トニー・モンタナ。
ディティール再現を求めればキリはないですが
パチーノのやさぐれた雰囲気がよく出てますね〜!
個人的に『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』版も欲しいです。
勿論クリス・オドネルとモンディアル付きで
片羽別にヤンフジに向けてヤクザものを書いているわけではないのですが、執筆室の澱んだ空気に喝を入れてくれる良い買い物をしました。『スカーフェイス』劇中の飛行船のネオン文字“THE WORLD IS YOURS”にちなんで、片羽も今年はザ・ワールド・イズ・マインと行きたいものです。
さて今月の更新はたぶんこれきりです。ヤンフジに集中させていただきます。
ちなみに次のミニカー回はこの車です(ツッコミ不可)↓