2020年03月15日

おかえりなさい

1年以上ご無沙汰となりましたがこの間の出来事を朝ドラ的にダイジェスト説明するならば、片羽は昨年春に福岡から神奈川に移り住んでシナリオ執筆活動を続行、青年期を過ごした首都圏の空気が吉と出たらしく復調して微妙に戦果を上げつつあります。
というところなのですが昨年秋からコンクールだの案件だので連戦が過ぎて疲れました。ネタ切れとは言いませんがいい具合にエンジン温まってるネタがなく、気分転換を図ろうにも首都圏はコロナ禍であまり遊べない。
そこでこの週末思い切って遠出してみることにしました。折しも常磐線が東日本大震災から9年ぶりに全線開通となる3月14日。九州出身者としては縁がなかった、震災関連のニュースでしか知らなかった福島に行ってみようと。

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あまり関係ありませんが上野駅に向かう途中の高輪ゲートウェイ駅にて。こちらも3月14日オープンでした。

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上野駅にて。8時のひたち3号には山手線の乱れで間に合わず、9時のひたち5号に乗りました。

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いわき駅で一時下車。土曜日はみぞれ混じりの雨でした。

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いわきから各駅停車に乗り換えて北上。車内は鉄道マニアだらけ!
車窓より海側の丘の向こうに見えたこれが……福島第一原子力発電所!

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福岡でニュースを見ている分には福島第一原発そのものよりも帰還困難区域となった「浪江」「双葉」といった地名が印象的でした。土曜日は浪江町に。

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駅正面。

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昨日まで富岡−浪江間が不通でこの区間を代替バスが繋いでいたそうです。

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駅前の風景。この旅の間あちこちで見かけることになる線量計。
浪江駅前の空間放射線量は毎時0.2マイクロシーベルトでした。

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町中が地震で壊れたか空き家になって朽ちたかという建物だらけだったのですが、個人宅や個人商店を勝手に撮って晒すのは忍びなかったので公共性の高いものだけにしておきます。

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野山は美しかったです。東京では久しく着けっぱなしだったマスクを外して深呼吸。「洗肺」というやつですな。

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3時間ほど歩き回ったら氷雨で濡れ鼠に。小高の双葉屋旅館さんに投宿。お風呂で温まって美味しい食事をいただきました。

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翌朝の小高駅。東側は一面の田んぼ。ここが佐賀県だと言われたら信じると思います。

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日曜日は双葉町へ。線路はまだ単線なのですね。

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駅近辺。最近立ち入り可能になったらしいです。浪江町では駅前の喫茶店や街道沿いのコンビニやラーメン店が開いていたのですが、ここでは営業中の店はゼロでした。

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双葉町消防団第二分団。奥に向けて傾いた建物。
時計の針は2時48分……地震発生直後に止まったのでしょうか。

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長命山正福寺。東西に激しく揺さぶられたのでしょう。

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双葉北小学校とふたば幼稚園。……の近くに車両スクリーニング場。

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ふたば幼稚園前の空間放射線量は毎時1.118マイクロシーベルト。高いですね……

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良さげな池の側を歩いていくと何やら案内板が。「ここまで」とは?

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この先帰還困難区域……なんですね。ゲートの向こうには一見普通の風景が広がっているのですが、現実を思い知らされます。ここがこの日歩いた範囲の北端。

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再び町中を移動。帰還困難区域だった間も除染と工事は行われていたのですね。

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双葉厚生病院とその近辺の医療・介護関係の施設。

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病院通りから一本南側に折れると汚染土の置き場でした。見渡す限りの田んぼが全部……

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そしてまたゲート。ここが今日歩いた東端。時間があれば病院通りを真っ直ぐ海まで行けたと思います。

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双葉町役場。掲示板には平成23年3月11日付の掲示物も。地震発生は金曜日の午後でした。この日も町は動いており、人々にも翌週の予定があったのですよね……

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そして役場脇にまたゲート。ここが本日歩いた南端となりました。

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帰りの電車に乗るため駅に戻ります。昔話に出てきそうな小さな橋と桜の花が心を和ませてくれました。
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2019年01月08日

どおおおん

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2018年12月31日

ターミネーターのパトカー(後編)

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片羽悲願のミニカー、映画『ターミネーター』でシュワが乗り回したパトカーを2回にわたって特集しております。

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前回は1/64でしたが今回は大スケール1/18。1/43もGreenLightの発売予定にラインナップされていましたが発売間に合わず見送りです。

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GreenLight 1:18 Artisan Collection
1977 Dodge Monaco Metropolitan Police
with 1:18 T-800 Endoskeleton Figure
The Terminator (1984)
グリーンライト・アルチザン・コレクション
1/18スケール
1977年式ダッジ・モナコ メトロポリタン・ポリス
with T-800 エンドスケルトン
映画『ターミネーター』(1984年)

大スケールなのでアオリ気味のアングルが決まりますねー!この威厳がアメリカンポリスの醍醐味ですよ。

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伸びやかなプロポーション。

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なんとセクシーなリヤ周り。テールランプはもはや本物。
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パトランプは劇中通り断面が楕円形のタイプ。

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1/64にはなかったミラーがあります。右フェンダーにはアンテナも。

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車内再現も大スケールのお楽しみ。

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運転席細かく再現されています。
それにしてもこの車MT車だったのか!これでショットガン撃ちながら走るの大変だったでしょうね……

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運転席側もう一枚。コラムシフト付きのハンドル綺麗に再現されていますが、残念ながら前輪はステアしません。まあその分構造が単純で頑丈そうだからいいか。

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助手席側から。センターに無線機と手元灯ありますがショットガンとラックないですね。まあターミネーターは乗るや否や銃だけむしり取ってたからいいか。

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あまりお世話になりたくない後部座席。

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ドアのマーキングこんな感じ。

さて片羽長年この車をLAPD(ロサンゼルス市警察)所属と思い込んでいたのですがGreenLightが製品化するにあたって"Metropolitan Police"という製品名になってておやと思いました。エンブレムも1/64では小さくて見えなかったのですがこの度1/18を入手してみるとたしかに"Metropolitan Police"と書いてあります。

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映画本編映像より。30年以上気付きませんでしたが"Metropolitan Police"ですね。

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左:現実世界のLAPDエンブレム(ロサンゼルス市章)。
右:『ターミネーター』の"Metropolitan Police"。
表記以外にも縁周りが簡略化されていて中央の盾は左右反転されています。

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手持ちの資料からLAPDのダッジ・コロネットのドア周り。
左上のモットーが"to protect and to serve"(市民を保護し市民に奉仕する)ですね。
『ターミネーター』版は"to care and to protect"。「市民を思いやり市民を保護する」という感じでしょうか。

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本編映像より"Garage Chase"で壁に激突した後の車。
スタッフのお遊びかモットーが"Dedicated to serve"(市民に奉仕するため犠牲になった)になってます。
あとエンブレムの盾が正向きですね。

そういえば『ターミネーター』と同時期の映画『ブルーサンダー』(1983年)もLAPDではなく"Metropolitan Police"でした。日本だったら東京のパトカーの横腹に「警視庁」がダメで「首都警」と書いてあるような話でしょうか。

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映画『ブルーサンダー』イメージで。
LAPDは航空戦力も充実!
……というわけではなくこの後1977年型ダッジ・モナコ/プリムス・フューリー史上最大の惨劇が。


やはり1980年代前半のテレビドラマでロサンゼルスを舞台にダッジ・モナコが大活躍する『パトカーアダム30』(T. J. Hooker)もWikipediaによれば当時のLAPDが現実の表記やバッジの使用を許可しなかったため組織名は「LCPD」(Los Angeles County Police Department)になっていたそうです。おそらく『ターミネーター』の"Metropolitan Police"も同じ理由なのでしょう。
その後『ターミネーター2』(1991年)ではリアルLAPDのエンブレムと"to protect and to serve"になっていたのでLAPDの姿勢が軟化したのだと思われます。

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さて製品名に"with 1:18 T-800 Endoskeleton Figure"と銘打ってあるからにはその通りエンドスケルトン(内骨格)フィギュアが付属しているわけですが

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正直これをご紹介するのツラいです。ディティールはサイズなりで、可動部は一切なし。劇中でダッジ・モナコと骨状態のターミネーターが一緒にいる場面なかったし、そもそもプラズマライフル持ってる時点で『2』仕様だし「なんでこれ付属させたんだろ?」と思わずにいられません。とはいえ車本体だけだったらただのLAPDっぽいパトカーのオモチャなので何か『ターミネーター』のアイデンティティーを盛り込まなくてはならなかったのかも知れませんが、それならこの車に乗った"TECH-NOIR"仕様の坊ちゃん刈りでチェーンジャラジャラのシュワかコールサイン1L-19の警官のフィギュアが良かったなと思います。












しかしまあメーカー側がドアの開く警察車両のミニカーに人型ロボットのフィギュアを付属させたってことはそいつが乗員で、何なら警官だとみなしても何の問題もあるまい。ということはこいつ実はロボコ………











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いやいやいや冗談ですが、T-800の工業製品としての完成度の高さを考えると映画『チャッピー』(2015)みたいな感じになりそうです。
『ターミネーター』も『ロボコップ』も80年代にはちょっとダークな夢物語でしたが、こんな未来はもう現実に来てしまいそうなんですね……時の流れを感じます。

というわけで2回にわたり映画『ターミネーター』のダッジモナコ・メトロポリタン・ポリス特集いたしました。
片羽『ターミネーター』の大ファンで今回のダッジモナコ製品化を心から喜んでいますが、Hot Pursuitシリーズで1アイテムも出ていないLAPD車の補完として受け取っている面もあります。片羽のような海外経験のない日本人にとってはアメリカってなんだかんだニューヨークかロサンゼルスという感じなのですよ。NYPDはもうGreemLightで何種類もミニカー出ていまですから今度はLAPDです。絶対売れます!Hot PutsuitシリーズでもHollywoodシリーズでも結構ですからLAPDのポリスカー沢山出してくださいね。よろしくお願いします、GreemLight様。

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合成に使った1/12フィギュアたち。
上:NECA Terminator 2 Judgment Day T2
下:アオシマ/スカイネット T-800 ENDO SKELTON TYPE2

posted by 片羽國雄 at 03:56| Comment(0) | ミニカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする