2018年12月31日

ターミネーターのパトカー(後編)

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片羽悲願のミニカー、映画『ターミネーター』でシュワが乗り回したパトカーを2回にわたって特集しております。

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前回は1/64でしたが今回は大スケール1/18。1/43もGreenLightの発売予定にラインナップされていましたが発売間に合わず見送りです。

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GreenLight 1:18 Artisan Collection
1977 Dodge Monaco Metropolitan Police
with 1:18 T-800 Endoskeleton Figure
The Terminator (1984)
グリーンライト・アルチザン・コレクション
1/18スケール
1977年式ダッジ・モナコ メトロポリタン・ポリス
with T-800 エンドスケルトン
映画『ターミネーター』(1984年)

大スケールなのでアオリ気味のアングルが決まりますねー!この威厳がアメリカンポリスの醍醐味ですよ。

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伸びやかなプロポーション。

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なんとセクシーなリヤ周り。テールランプはもはや本物。
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パトランプは劇中通り断面が楕円形のタイプ。

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1/64にはなかったミラーがあります。右フェンダーにはアンテナも。

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車内再現も大スケールのお楽しみ。

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運転席細かく再現されています。
それにしてもこの車MT車だったのか!これでショットガン撃ちながら走るの大変だったでしょうね……

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運転席側もう一枚。コラムシフト付きのハンドル綺麗に再現されていますが、残念ながら前輪はステアしません。まあその分構造が単純で頑丈そうだからいいか。

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助手席側から。センターに無線機と手元灯ありますがショットガンとラックないですね。まあターミネーターは乗るや否や銃だけむしり取ってたからいいか。

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あまりお世話になりたくない後部座席。

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ドアのマーキングこんな感じ。

さて片羽長年この車をLAPD(ロサンゼルス市警察)所属と思い込んでいたのですがGreenLightが製品化するにあたって"Metropolitan Police"という製品名になってておやと思いました。エンブレムも1/64では小さくて見えなかったのですがこの度1/18を入手してみるとたしかに"Metropolitan Police"と書いてあります。

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映画本編映像より。30年以上気付きませんでしたが"Metropolitan Police"ですね。

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左:現実世界のLAPDエンブレム(ロサンゼルス市章)。
右:『ターミネーター』の"Metropolitan Police"。
表記以外にも縁周りが簡略化されていて中央の盾は左右反転されています。

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手持ちの資料からLAPDのダッジ・コロネットのドア周り。
左上のモットーが"to protect and to serve"(市民を保護し市民に奉仕する)ですね。
『ターミネーター』版は"to care and to protect"。「市民を思いやり市民を保護する」という感じでしょうか。

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本編映像より"Garage Chase"で壁に激突した後の車。
スタッフのお遊びかモットーが"Dedicated to serve"(市民に奉仕するため犠牲になった)になってます。
あとエンブレムの盾が正向きですね。

そういえば『ターミネーター』と同時期の映画『ブルーサンダー』(1983年)もLAPDではなく"Metropolitan Police"でした。日本だったら東京のパトカーの横腹に「警視庁」がダメで「首都警」と書いてあるような話でしょうか。

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映画『ブルーサンダー』イメージで。
LAPDは航空戦力も充実!
……というわけではなくこの後1977年型ダッジ・モナコ/プリムス・フューリー史上最大の惨劇が。


やはり1980年代前半のテレビドラマでロサンゼルスを舞台にダッジ・モナコが大活躍する『パトカーアダム30』(T. J. Hooker)もWikipediaによれば当時のLAPDが現実の表記やバッジの使用を許可しなかったため組織名は「LCPD」(Los Angeles County Police Department)になっていたそうです。おそらく『ターミネーター』の"Metropolitan Police"も同じ理由なのでしょう。
その後『ターミネーター2』(1991年)ではリアルLAPDのエンブレムと"to protect and to serve"になっていたのでLAPDの姿勢が軟化したのだと思われます。

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さて製品名に"with 1:18 T-800 Endoskeleton Figure"と銘打ってあるからにはその通りエンドスケルトン(内骨格)フィギュアが付属しているわけですが

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正直これをご紹介するのツラいです。ディティールはサイズなりで、可動部は一切なし。劇中でダッジ・モナコと骨状態のターミネーターが一緒にいる場面なかったし、そもそもプラズマライフル持ってる時点で『2』仕様だし「なんでこれ付属させたんだろ?」と思わずにいられません。とはいえ車本体だけだったらただのLAPDっぽいパトカーのオモチャなので何か『ターミネーター』のアイデンティティーを盛り込まなくてはならなかったのかも知れませんが、それならこの車に乗った"TECH-NOIR"仕様の坊ちゃん刈りでチェーンジャラジャラのシュワかコールサイン1L-19の警官のフィギュアが良かったなと思います。












しかしまあメーカー側がドアの開く警察車両のミニカーに人型ロボットのフィギュアを付属させたってことはそいつが乗員で、何なら警官だとみなしても何の問題もあるまい。ということはこいつ実はロボコ………











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いやいやいや冗談ですが、T-800の工業製品としての完成度の高さを考えると映画『チャッピー』(2015)みたいな感じになりそうです。
『ターミネーター』も『ロボコップ』も80年代にはちょっとダークな夢物語でしたが、こんな未来はもう現実に来てしまいそうなんですね……時の流れを感じます。

というわけで2回にわたり映画『ターミネーター』のダッジモナコ・メトロポリタン・ポリス特集いたしました。
片羽『ターミネーター』の大ファンで今回のダッジモナコ製品化を心から喜んでいますが、Hot Pursuitシリーズで1アイテムも出ていないLAPD車の補完として受け取っている面もあります。片羽のような海外経験のない日本人にとってはアメリカってなんだかんだニューヨークかロサンゼルスという感じなのですよ。NYPDはもうGreemLightで何種類もミニカー出ていまですから今度はLAPDです。絶対売れます!Hot PutsuitシリーズでもHollywoodシリーズでも結構ですからLAPDのポリスカー沢山出してくださいね。よろしくお願いします、GreemLight様。

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合成に使った1/12フィギュアたち。
上:NECA Terminator 2 Judgment Day T2
下:アオシマ/スカイネット T-800 ENDO SKELTON TYPE2

posted by 片羽國雄 at 03:56| Comment(0) | ミニカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月24日

ターミネーターのパトカー(前編)

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前々回……って1年以上前にグリーンライトの1977年式プリムス・フューリー/ダッジ・モナコ登場記念でNYPDのポリスカーをフィーチャーしましたが今年ついに真打、片羽心の車の一台、映画『ターミネーター』のメトロポリタン・ポリス登場と相成りました。

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ブリスター開けて飾る用と保存用。
……は良いが何故2台ずつある!?

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Hollywood Series 19
1:64th Scale
1977 Dodge Monaco Metropolitan Police
The Terminator (1984)

グリーンライト・ハリウッド・シリーズ19
1/64スケール
1977年式ダッジ・モナコ メトロポリタン・ポリス
映画『ターミネーター』(1984年)


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トップの画像では運転席に誰ぞ乗ってる感じに合成しましたがミニカーには誰も乗っていません。

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1984年の映画『ターミネーター』の説明も今更ながらしておきましょう。もう古典と言ってよい有名作だから遠慮なく結末まで行っちゃいますよ。いいですか?いいですね?

舞台は1984年のロサンゼルス。女子大生サラ・コナーは平凡な日常を送っていましたがある晩同姓同名の女性が次々殺害されているというニュースを見て恐怖を覚えます。ほどなくサラの前に謎の巨漢が現れていきなり銃を向けてくるのですが、そこにもう一人謎の男が現れて巨漢を撃ち倒してくれました。しかし巨漢は平然と起き上がってサラに向かってきます。サラは巨漢から逃れるべく謎の男とともに走り出しました。
謎の男はカイル・リースと名乗り未来からタイムスリップしてきたと言います。カイルいわく、近未来に人工知能「スカイネット」の暴走により全面核戦争が勃発し人類の大部分が死亡。生き残った人類も人類掃討を目指すスカイネットの無人兵器軍団に追い詰められていきました。しかしやがて人類側にジョン・コナーという有能な指導者が現れて反撃を開始し、激しい戦争の末スカイネットを追い詰めました。スカイネットは窮余の策として先ほどの巨漢……高い戦闘能力と人間そっくりの外観を持つロボット「ターミネーター」をタイムマシンで1984年のロサンゼルスに送り込み、ジョンの母親となるはずのサラを殺害して歴史を改変しジョンの出現を阻止しようとします。そして人類側の兵士だったカイルはジョンに命ぜられてターミネーターからサラを守るため現代にタイムスリップしてきたというのです。
サラにはにわかに信じかねる話でしたがなるほど銃でどれだけ撃たれても手酷い自動車事故を起こしてもものともしないターミネーターは人外の存在であることは確かです。サラを保護してくれた警官たちがターミネーターに全滅させられるにいたりサラはカイルの言うことを信じて心を開き、自分の帯びた使命……生き延びて人類の救世主を産むこと……を実感しました。
激しい追跡劇の末ターミネーターは壊れカイルも死にました。生き残ったサラのお腹には子供ができていました。カイルとの逃避行の中、束の間愛し合い身ごもっていたのです。サラはこの子供を救世主ジョン・コナーとして育てることを決意するのでした。

奥歯に物が挟まったような説明になりましたが、この作品を正確に語ると各局面のアクションシーンを銃がどうとか車がどうとか際限なく細かく説明する羽目になるんですよ。いや男の子だったら語りたくなります。そこをあえて端折って、人間ドラマとして『ターミネーター』を語ってみたという感じでご勘弁ください。特に今回特定のアクションシーンについて語りたいのでその他のアクションシーンに関する記述は排除したわけですよ。ストーリーを正確に知りたい人はWikipediaを読んでください。というか本編観てください。

さてミニカーの解説。ターミネーターの乗り物と言えばバイクのイメージが強いですが彼ら乗用車やトラックの運転も大変上手でして、特に片羽が中学生時代に初めて『ターミネーター』を観たとき一番痺れたのはストーリー中盤のこのポリスカーで追ってくる、いわゆるところの“Garage Chase”のシーンでした。
カイルとサラは最初の銃撃戦が行われたディスコから逃げる際、車にしがみつくターミネーターを強引に振り落します。そこに居合わせたのがこのダッジ・モナコのポリスカーで、乗っていた警官はすわ轢き逃げ事故かと急停車し「こちら1L19……」と無線連絡を始めるのですが起き上がったターミネーターに昏倒させられてポリスカーを乗り逃げされてしまいます。
ターミネーターは警察無線で情報を得てカイルとサラの足取りを追い地下駐車場で2人の乗る1977年式キャデラック・エルドラドを発見。ポリスカーに装備してあったショットガンを猛烈に撃ちかけます。カイルはエルドラドを急発進させて逃げながらこちらも警察から盗んだショットガンで応戦し激しい追跡戦が始まります。
車の性能はダッジ・モナコの方が上。しかも左ハンドルの車でエルドラドの右側に終始占位しているから射撃戦でもターミネーターが断然有利なわけですが、ここはカイルよく頑張ってターミネーターの右腕と左目に散弾を食らわせました。運転が上手なターミネーターもコントロールを失ってポリスカーはコンクリート壁に激突。エルドラドはからくも急停車しました。そこへ駆けつけた警官たちにカイルは逮捕されサラは保護されるのですが、大破したポリスカーの中にターミネーターの姿はありませんでした……(T-800の耐久力をもってすればここでエンストしたエルドラドにツカツカ歩み寄りサラを撲殺することはできたと思えますが、警官たちの前に姿を曝すのもスカイネット的には得策ではなくここは一旦退いてダメージ修復を優先せよとAIが判断したんでしょうね)

携帯電話の普及にともない“ながら運転”が問題化して久しいですね。厳密に言えば運転中に飲み物飲んだりお菓子食べたりするのもいけないことらしいです。片羽も安全運転には気を使っておりますが……世知辛いですね。
“ながら運転”という論点で言えばアクション映画で“自動車を運転しながら銃を撃つ”局面は別に珍しくないのですが運転者の使用する銃は大概自動拳銃やサブマシンガンといった片手で持って引き金引くだけで連射できるものです。
そこへいくと“Garage Chase”はターミネーターもカイルも得物は警察から奪ったポンプアクション式ショットガンなんです。ポンプアクション……引き金のついたグリップを右手で握り、左手は銃の前方にある先台(フォアストック)を握り締めて手前に引いて前方に戻して弾丸を弾倉から薬室に送り込む西部開拓時代以来のシステムですね。一発撃つごとにこの左手による操作が必要なわけで、ほぼ常時両手を使わなきゃ戦いにならないわけです。
ポンプ式ショットガンの何たるかが『ターミネーター』を観てわからない方は映画『ゲッタウェイ』(1972年)かアニメ『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』(1989年)第4話を観てください。絶対わかりますから。

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『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』よりショットガン使いのモビルスーツ「ケンプファー」。左手で握りしめている先台を一発ごとにガチャガチャ前後させねばならないのです。

で、それを自動車を運転しながらやらにゃならんのか。撃つのは右手で引き金引けばいいんですが一発撃つたんびに左手で先台を握ってガチャコンやらなきゃいけないわけでその瞬間ハンドルは最低1〜2秒お留守になるわけです。しかも5発だか7発撃ったら弾切れになるので込め直さなくてはならずまたしてもハンドルはお留守。劇中の描写だとカイルはサラを庇いながらで弾込め直す暇なかった感じで7〜8発の発砲ですが、ターミネーターは十数発撃っているので間違いなくカーチェイスの最中に弾を込め直しています。仮に銃口を敵に向けたままのタクティカルリロードったってあーた、運転中よ?

いや片羽もこの記事書くにあたってね、やってみたんですよ。自動車の運転席でポンプ式ショットガン。もちろん走行中ではなくて人気ない駐車場の端に車停めて。

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取り出しましたるは伝家の宝刀、マルゼンのレミントンM870。

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運転席でショットガン。画像は左右反転。ポンプできなくはないけど狭苦しいですね。ターミネーターはどこに予備の弾を置きどうやって装填したんでしょう?

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助手席方向にショットガン。これも左右反転、カイル視点です。運転席側に比べて一見開放感ありますが女の子乗せてると撃ちにくそうですね。

……うん、狭いです。そりゃダッジ・モナコはインターミディエイトとはいえ古いアメ車のセダン、片羽の車はトヨタ・パッソでサイズが根本的に違うんですが、乗用車の運転席でポンプ式ショットガンは……駄目ですね。特にハンドルの面倒を見ながら素早い弾込めは片羽には再現できず、さすがAIという感じでした。やっぱり“ながら運転”は危険です。

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何故2台ある!?の理由。
パトランプ形状の違いです。
春先にHollywood Series19がリリースされた当時この横断面が台形のタイプだったのですが、これ劇中に出てきたタイプと違ったのですよ。
劇中に出てきたのはパトランプ横断面が楕円形のタイプで、秋頃にこのタイプがあらためて単品でリリースされました。トイザらスでは扱いがなくて専門店のみの扱いだったと思います。ターミネーター愛が強い方は通販などでこのミニカーを探される際、パトランプの形状はチェックされることをお勧めします。


とはいえ片羽としては長年待ち望んだLAPDライクなポリスカーが1台増えたわけですから台形パトランプの方も大事にしますよ。

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ダッジ・モナコ種車として。Hollywood Series 18より1978 Dodge Monaco Hunter(1984-91 TV Series)。いかにも刑事の車って車ですな。

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メトロポリタン2台にCHPに『刑事ハンター』の覆面車。もう負ける気しないですね。

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本車をLAPDとみなせば長年の夢だったNYPD、CHPとの3台揃い踏みが実現。リアルLAPDについては……次回!

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GreenLigntのHotPursuitシリーズはマイナーな保安官事務所や群警察のクラウンビクトリアから始まって徐々に有名どころを入れてきた感がありましたが、シリーズが熟成してから出てきた1977年式ダッジ・モナコ/プリムス・フューリーはNYPD、CHPの他にもイリノイ州警、バージニア州警、ミネソタ州警、テネシー州警といきなりメジャーどころの州警・市警のラッシュです。シリーズ30でテキサス州警も出ますし今後の展開にも大いに期待持てますね。

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メトロポリタンと言いながらほぼLAPDなのでいろんな映画をイメージして遊べます。やっぱり大都会のお巡りさんは忙しい!

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年配のミニカーファンにはご記憶があるかと思われますがトミカ外国車シリーズのダッジ・コロネット・ポリスカー。1976年発売。スケールは1/74。モナコと同系ボディなのでグリーンライトでもCHPが出ています。40年以上前の製品だし価格帯も違うのですが特徴をよくとらえて簡潔に表現したいい仕事です。
写真の白黒モデルは当時もののアメリカ輸出仕様。国内通常品はブルーとクリーム色のツートンカラーに赤色ロゴで「POLICE」のシールが貼ってある仕様でした。いずれにしてもどこの所属やらわからないオモチャでしたが、逆に言えばアメリカ映画で見かけたアレやらコレやらに自由に脳内変換することが可能でした。あれはあれでいい時代だったと思います。このトミカがあったから片羽はアメリカンポリスに憧れたわけで記念碑的な一台として掲載しておきます。


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『ターミネーター』の見せ場と言えば“Alamo Gun Shop” “TECH-NOIR” “Garage Chase” “Policestation Shootout” “Tunnel Chase” “Factory Chase”(それぞれどの場面かはわかりますよね?)とキラ星のように列挙でき、その中で“Garage Chase”はストーリー中盤の短いシーンでいささか地味に思えてしまうのですが2分間の中に物凄い手数の攻防が一分の隙もなく詰め込まれており、また本作で初お目見えのターミネーターなる謎ロボットのスキルの高さが存分に説明された名場面だと言えましょう。
この後90年代・00年代とハリウッドのアクション映画はアクションシーンが長くなっていきます。2時間を8幕に割った15分の半分がドラマ、もう半分がアクションという感じでカーチェイスや銃撃戦が一度始まると最低7~8分から10分ぐらい続くのが定石となったのです。『ワイルド・スピード』シリーズが顕著な例と言えますが『ターミネーター』シリーズも『3』や『新起動/ジェニシス』あたりを思い浮かべていただければおわかりいただけると思います。アクションシーンが長いのは作り手のサービス精神というもので素晴らしいことですが、短くても緊迫感に満ち満ちた“Garage Chase”みたいな小品も悪くないと思います。

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特撮画像でカイルとサラのエルドラドを演じてもらったのはauto worldの1976年式キャデラック・クーペ・ド・ビルでした。

さて次回、『ターミネーターのパトカー(後編)』。……メトロポリタンって何よ、これLAPDじゃないの!?の巻。
posted by 片羽國雄 at 19:02| Comment(0) | ミニカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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